漢方とは - 処方 - 産婦人科⑪月経随伴症状

身体症状と精神症状とに大別される。
前者をPMS(月経前症候群)、後者をPMDD(月経前不快気分)と言っている場合が多い。

PMSでは第1選択薬に虚証では当帰芍薬散、中間証では桂枝茯苓丸、実証では桃核承気湯。
PMDDでは虚証〜中間証では加味逍遥散、実証では通導散。

月経前には、その病態は瘀血や水毒である場合が多いので、
桂枝茯苓丸などの駆瘀血剤や利水作用のある当帰芍薬散、五苓散などを用いる。

そして、精神症状が強い場合には加味逍遥散や女神散、桃核承気湯などを用いる。

この他、冷えなどの不定愁訴などを伴う場合には、
それらに適応する漢方薬を選択するのが当然である。

村田 高明


ページ上部へ戻る