漢方とは - 処方 - 産婦人科⑥子宮下垂・子宮脱

病態像として膀胱瘤や直腸瘤を伴う場合が多いので、病状と愁訴の把握が必要である。

過度の腹圧が懸念される肥満などには防風通聖散、大柴胡湯など、長時間の立ち仕事などによって
顕著になる場合には桂枝茯苓丸や温経湯などの駆瘀血剤など。

常習便秘によって腹圧が亢まる場合には大黄甘草湯、桂枝加芍薬大黄湯、麻子仁丸など。
合併症がなく、単に子宮下垂や脱垂の場合には補中益気湯や人参湯類など。

なお、ペッサリー挿入中には膣炎を合併する場合が多いが、
その場合には八味地黄丸を用いるとよい。

村田 高明


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