漢方薬の名前の由来

漢方薬の名前にはそれぞれ意味があるので、どうしても複雑になります。
名前の付け方には、次のようなものがあります。

① 配合されている主な生薬の名前に由来するもの・・・葛根湯、麻黄湯など

② その薬の効果を表すもの・・・補中益気湯-お腹(中)を補って、元気を益す効果がある。

③ ①と②の両方・・・半夏瀉心湯-半夏という生薬が配合され、心(みぞおちのあたり)の詰まった余分なものを取り除く、または、心のモヤモヤ(精神神経症状、不安)を取り去る(瀉する)効果がある。

佐藤 弘 監修

 


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