漢方Q&A - 産婦人科について⑧腹緊・腹痛・子宮筋の緊張への対応は?

「金匱要略」の妊娠病篇に、「婦人が懐妊し、腹中㽲痛するは当帰芍薬散が主る」、
「妊娠して血を下す者あり、もし妊娠し腹中痛むは胞阻(妊娠腹痛)とす、膠艾湯が之を主る」とあります。

前者には当帰芍薬散を、後者には芎帰膠艾湯を用います。

また、子宮筋の緊張が強く、胎位矯正ができない場合に、
膝胸位と併せ当帰芍薬散を服用すると自然回旋を促せます。

回答)村田 高明

 


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