冷え症対策 / 韋 晴明先生
日の生活の中で冷え症を予防・改善できる対策を行いましょう。
体を冷やさないためには、
(日)長袖、パンツスタイルで肌をさらさないようにし、下半身を冷やさないようにひざ掛けなどを活用しましょう。血行が悪くなると冷えもすすみますので体を締め付ける服や靴は避けましょう。
(月)適度な運動で体温を上げ、血行を良くしましょう。筋トレで筋肉をつけると冷えも軽くなります。
(火)冷たい飲み物や食べ物は体を冷やし、胃腸のはたらきを低下させます。夏が旬の食べ物の多くは体を冷やす性質があります。
生野菜より温野菜を、飲み物は必ずホットで。温かいものや辛いものを食べ、汗を出すことで体温を下げるようにすれば、冷え過ぎる心配がありません。
(水)ストレスをためると自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位となり血管は緊張し手足は冷たくなります。クヨクヨしたりがっかしたりせず、上手にストレスを解消しましょう。
(木)ぬるめのお風呂でゆっくりと温まりましょう。体の冷えをとり寝つきも良くなります。
このような日常生活の工夫をしても、まだ冷えてつらい人には、漢方薬がおすすめです。
お近くのかかりつけ医にご相談下さい。