第13回漢方家庭医講習会が開催されました

第13回は2017年11月11日(土)に東京(八重洲)で、痛みの漢方治療のエキスパートの
平田道彦先生を演者に開催したところ、92名もの方に出席いただきました。
多数ご参加いただきまして、誠に有難うございました。

テーマ:特別講演「痛みの漢方」
開催日:2017年11月11日(土)19:00(開場18:30~)
場 所:ベルサール八重洲 Room E
演 者:平田 道彦先生(平田ペインクリニック院長)
座 長:和智 明彦 先生(公財東京都保健医療公社 多摩南部地域病院院長)
内 容:日常診療に役立つ実践的な痛みの漢方治療について
参加費:無 料

▼講習会風景






【内容】
西洋医学による痛みの治療には限界があります。
急性の痛みには、各種鎮痛薬や神経ブロックが大変良く効きますが、
日数を経てなお残る慢性の痛みに対しては、昨今登場した鎮痛補助薬を用いても、
全てが解決するわけでありません。

漢方では、痛みの直接の原因に対して方剤を適用するのみならず、
同時にその原因の背後にある環境、体質、性格といったものに配慮して治療を行います。

社会的に弱い立場にある児童や中間管理職が
なかなか改善しない痛みを抱えている場合など、
その抑圧された精神的緊張をほぐして、交感神経の過緊張状態を解除しないと、
痛みの原因である末梢循環の停滞も改善しないのです。

漢方はその患者さんの心身がどのように傷つき、ゆがみ、鬱屈しているのかを詳細に見る医学です。
多くの慢性痛はそのような「見方」なしには、いつまでも難治であり続けるでしょう。

※講習会詳細は、以下の画像(案内/地図)をクリックしてご確認ください。

 

 


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