寒熱

寒熱(かんねつ)」の「寒(かん)」とは、
自覚的に冷える感じや、 他覚的に触って冷たく感じる場合をいいます。

体温計で体温の上昇があっても、自覚的にも他覚的にも
熱感がなければ、これを「寒」と判断します。

熱(ねつ)」は、寒と同様に体温計での体温上昇とは
直接関係ありません。

自覚的にも他覚的に熱感があるものを「熱」とします。

「寒熱」は表裏とも関連して、例えば、 「表熱(ひょうねつ)」、
「裏寒(りかん)」等という組み合わせで表現されます。

秋田 治之

 


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